January 20, 2005

Caution Radiation Area

caution_radiation_area多分Event 76'に次いで、余り話題にならないAlbumかも知れない彼らの2nd album、Caution Radiation Area。かくいう私もLP時代はこのalbumを持っていなくて、10年位前にCDが出た時に初めて聴いた。余り話題に上らない理由は多分、Areaのalbumの中でももっともJazz、それも60年代末から70年代初頭のfree jazzやMiles Davis、Gil Evansなどの電化main stream jazzの影響が強いalbumであるからの様に思える。完成したTapeを聴いて、当時彼らやPFM、BancoなどのManagerをしていたFranco Mamoneが激怒し、Managerを降りてしまったというepisodeもうなずける程、ここではpop的、叙情的なものは一切排除されている。1曲目Cometa rossaを除けば、どの曲もまるで70年頃のMiles Davisを思わせる半分free form、半分Jazz Rock的な演奏であり、最後の曲LobotomiaはPaolo TofaniがカセットでEMS synthsizerを使い録音したアバンギャルドなsoudscapeである(この曲はheadphoneでは聴きたくない...)。Patrizio Fariselliはinterviewで、”SaxのEddy Busnelloが抜けた分、Jazz的な要素が少なくなり、現代音楽的な要素が強くなったAlbumだ。”と述べているが、ここでいうJazz的なものとは、Area加入当時既にJazzのback musicianとしてベテランになっていたEddyがbackgroudとして持っていったhard-bup的な物を指しているのではないかと思う。そして、Patrick Djivasの代わりに加入したAres Tavolazziは元々Jazz Musicianであったが、彼の演奏のbackgroudは新主流派的なものであったのだろう。彼はこのalbumではacoustic bassを使うことが多く、そのmodalなbass riffも当時の新主流派的な雰囲気に輪をかけているように思える。いわゆるArea的なBalkan phraseは余り聴かれないものの、硬派のJazz Rock作品としては私にとって1,2を争う好盤である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 09, 2005

Arbeit macht frei

arbeit_rabel01_arbeit_macht_freiAreaの名前をはじめて聞いたのはPFMのライナーか何かだったと思う。"World became the world"から当時新しく加入したPatrick Djivasの紹介で”「国際的ポップグループ」エイリアから加入した”というのを読んだ記憶がある。当時は「国際的ポップグループ」と言うのを見て、Eurovision Contestなどに参加するpop groupだろう、多分"Matia Bazar"みたいな... などと思っていた。しかし、当時からPFM好きだった私はAreaのrecordを探していたのであるが、当時の輸入盤店でも新興minor record会社であるCrampsの輸入盤を見ることはなかった。
そうこうしているうちに数年が経ち、当時のワーナー・パイオニアがCrampsと契約を結び日本でAreaのrecordが出るという話を聞いた。確か1976年の秋であったと思う。11月には1枚目としてAreaの1stが出るという話だったので、楽しみにしていたある日、どこかの中古盤屋で中古盤漁りをしていたときに見つけたのが"Arbeit Macht Frei"であった。帯もなく、輸入盤だろうと思ったのであるが、安かったので即購入、家に帰って中身を見たらなんと発売前の見本盤で山岸伸一さんの書いたライナーもしっかり入っていた。で、ここから私とAreaの長い付き合い(?)が始まったのである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

その他のカテゴリー

Band | Demetrio Stratos | Disk | Music | Musician | Patrizio Fariselli | もろもろ